派遣期間の上限撤廃法案が条文ミスで廃案/有期雇用延長も継続審議

2014-06-22

派遣労働者の受け入れ期間の上限をなくす労働者派遣法改正案は20日、廃案となった。条文のミスに野党が反発し、審議ができなかったため。政府は次の国会に法案を再提出する方針としている。

労働者派遣法改正案は、企業が人を替えれば、同じ仕事をずっと派遣社員に任せられるようにすることが柱であった。これまでは最長3年しか任せられなかった。例えば同じ会社の違う部署の派遣社員が、3年ごとに仕事を入れ替わればずっと働き続けることができるとしていた。

有期雇用の上限を5年から10年に延ばす有期雇用労働者特別措置法案も継続審議となっている。

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