生産性要件を満たすかで助成金額は、100万円?違う。

2017-04-13

生産性要件を満たすかで助成金額は、差が付きます。
人事評価改善等助成金の目標達成80万円の他、助成金のコース毎に10万円程度の上乗せがあり、生産性要件を満たすかで、100万円前後の差が簡単につきます。生産性要件を満たすかを考えながら、助成金の申請タイミングを考えることも必要となっています。

「生産性要件」を満たすとは、
助成金の支給申請を行う直近の会計年度における「生産性」が、その3年前に比べて6%以上伸びていること。
生産性゠(営業利益+人件費+減価償却費+動産・不動産賃貸料+租税公課)÷雇用保険被保険者数
なお、「生産性要件」の算定の対象となった期間中に、事業主都合による離職者を発生させていないことが必要です。
○ 生産性要件の設定を設定している助成金は次のとおりです。(具体的な助成額又は助成率は各助成金のパンフレット等をご覧下さい。)

(雇用環境の整備関係)
○職場定着支援助成金
雇用管理制度助成コース、介護福祉機器助成コース、保育労働者雇用管理制度助成コース、介護労働者雇用管理制度助成コース

○人事評価改善等助成金

○建設労働者確保育成助成金
認定訓練コース、技能実習コース、雇用管理制度助成コース、登録基幹技能者の処遇向上支援助成コース、若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース、女性専用作業員施設設置助成コース

○65歳超雇用推進助成金
高年齢者雇用環境整備支援コース、高年齢者無期雇用転換コース

(キャリアアップ・人材育成関係)
○キャリアアップ助成金
正社員化コース、人材育成コース、賃金規定等改定コース、諸手当制度共通化コース、選択的適用拡大導入時処遇改善コース、短時間労働者労働時間延長コース

○人材開発支援助成金
特定訓練コース、一般訓練コース、キャリア形成支援制度導入コース、職業能力検定制度導入コース

(再就職支援関係)
○労働移動支援助成金
早期雇入れ支援コース、人材育成支援コース、移籍人材育成支援コース、中途採用拡大コース

(雇入れ関係)
○地域雇用開発助成金
地域雇用開発コース

(最低賃金引き上げ関係)
○業務改善助成金

(仕事と家庭の両立関係)
○両立支援等助成金
事業所内保育施設コース、出生時両立支援コース、介護離職防止支援コース、育児休業等支援コース、再雇用者評価処遇コース、女性活躍加速化コース

「生産性要件」の計算では、雇用保険法の他、会計、勘定科目の知識が必要です。税理士簿記論合格、日商簿記1級合格の当事務所にお問合せください。

やまがみ社会保険労務士事務所 代表 山上 幸一

ご相談は無料です。お問い合わせはこちら

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