業務改善助成金(自動車関連)貯水タンク、回転式助手席付き福祉車両の導入事例
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今回は、「業務改善助成金(自動車関連)貯水タンク、回転式助手席付き福祉車両の導入事例」について説明します。
【山上コメント】
厚生労働省_令和7年度業務改善助成金のご案内3ページ 対象となる設備投資などで、通常経費(物価高騰等要件無し)で、リフト付き特殊車両の導入が認められています。
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001471309.pdf
「回転式助手席付き福祉車両」のような特殊車両も中古車も含めて、通常経費として対象です。
業務改善助成金 助成事例として、343事例を掲載しています。
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Ffile%2F06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku%2F0000179035.xlsx&wdOrigin=BROWSELINK
整理番号
№310
事業内容
社会福祉・介護事業
設備投資等の内容
貯水タンク
回転式助手席付き福祉車両
導入前の状況
①浴槽のお湯と、シャワーの湯の出る場所が同じであったことから、片方を使うと湯量が少なくなっていた。
②車いすから助手席への移乗が困難な利用者が数名おり。今までは男性職員のみ限定で送迎に向かっていた。
導入の効果
①貯水タンクのおかげで、シャワーの勢いが従来の1.5倍程度増えたことにより、洗髪と洗体の石鹸の洗い流しが1人あたり、1分~2分程度短縮でき、現在入浴を行う利用者が12名程度いることから、約20~30分程度の入浴介助業務の短縮ができるようにった。入浴時のトイレを流したときに起こる湯量の低下もなくなり、フロア業務を行っている職員にも制限なく、排せつ業務が行えるようになった。
②回転シートと自動の車椅子の引き上げ装置のおかけで、小柄な女性スタッフでも対応可能となり、移乗動作の際にも、介護職員の負担が軽減した。帰りの送迎も女性スタッフで対応できるようになった。
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